映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:Marley & Me
監督:デビッド・フランケル
原作:ジョン・グローガン
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、アラン・アーキン他
制作:2008年アメリカ
上映時間:116分
配給:20世紀フォックス映画
公式サイト


ストーリー:
子育ての予行演習のつもりで、ラブラドール・レトリーバーの子犬を飼い始めた新婚夫妻のジョンとジェニー。
マーリーと名付けたその犬のやんちゃな振る舞いに、さんざん手を焼く2人だったが、いつしか喜怒哀楽を共にするかけがえのない存在になっていく。
犬との生活を通して人生を学んでいくカップルの姿を描いたドラマ。
監督は「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル。
主演はオーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン。

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久しぶりに涙ぼろぼろ出た映画でした。
ラストシーンだけね。

それ以外はぷぷっと笑えるシーンもけっこうあったよ。

動物ものの映画は、どうしたって泣けるシーンがあるだろうと心して観るし、作る側もちゃんとそれに応えて作品づくりしてくれてる気がする。

私、動物映画大好きだから。動物が大好きだから。

でも、全体通して泣かせる映画ってわけじゃなく、基本はコメディー系だったの。

映画タイトルにもあるとおり、とにかく困ったわんちゃんを取り囲む人間たちのどたばたコメディ。

マーリー1


犬を飼いに行ったジョン(オーウェン・ウィルソン)&ジェニー(ジェニファー・アニストン)夫妻は、何匹かの子犬のラブラドールの中から「その子は200ドルでいいわよ」と言われたマーリーを選ぶ。

かわいいね~子犬。目が釘付け。

ちなみにマーリーはオス犬。
ボブ・マーリーにちなんで命名。

他のわんちゃんは、メスが400ドルでオスが350ドルだったかな?

「なぜこの子だけ安いの?」と尋ねることなく、なついてくるマーリーに即決したふたり。

問題あるから安いって考えればわかるのにねー。

「問題」といっても、病弱ってわけじゃないのです。
むしろ、壁や段ボールを食べてもびくともしないツワモノだった。

いっしょに生活をスタートしてみると、なぜマーリーがバーゲン犬(奥さんはそう呼んでた)だったかがわかる。

マーリー2


とにかく家の中をめちゃくちゃにしちゃう!

あれやこれやひっくり返すだけじゃなく、壁まで噛みちぎる。

雷が鳴れば永遠にほえ続け、人間は眠れない。

散歩に行けば、リードなんかおかまいなしに突っ走るので、飼い主は引きずられ、こけまくる。

あげくのはてには、妊娠したとわかったジェニーにジョンが贈ったネックレスを飲み込んでしまう。

マーリーの糞にまみれて出てきたネックレスを、ジョンがホースで水をかけ救出し、ジェニーがそれを身につけたのには驚いたけど。

ザ・アメリカンな感覚。日本人女性なら、そんな状態になっちゃったネックレスは身につけないと思うもの。

この作品がいいなって思えたのは、そんなしっちゃかめっちゃかなマーリーに対して、ジョンもジェニーもとっても優しく、楽しんでさえいること。

イライラしてどなったりたたいたりしないの。

「あら~、また派手にやっちゃったわね」みたいなかんじで楽しげに笑ってるの。

壁をかじったり部屋をめちゃくちゃにしてる時は、もちろん「こらっ。やめろっ」と止めようとはするんだよ。

でもイライラしてないの。

犬好き、特にラブラドールに尊敬の念さえ抱いてる私としては、それが見ていてものすごくうれしかった。

あ、余談ですけど、なんで尊敬かというと、盲導犬になれるわんちゃんだから!

私、盲導犬って尊敬してるんです。


そんな、しっちゃかめっちゃかだけど楽しい新婚生活をフロリダで送る2人+1匹だったけど、子供ができてから暗雲が。

ネックレス事件の時の1人目の赤ちゃんは流産しちゃうのです。

でも、その後男の子2人、女の子1人が生まれるんだけど、ジャーナリストでばりばり働いていたジェニーが仕事と子育てを両立できなくなって退職しちゃうところから物語はイライラモードへ突入。

子育てでストレスためまくりの精神状態にプラスして世話の焼けるマーリー。

ジョンへどなることも増え、ついには「そんな犬飼ったところに戻してきて!」と叫んじゃう。

ここで、クーンと寂しげに鳴くマーリーを映すのかなと思ったけど、それはなかったわ。

落ち着いたジェニーが「心にもないこと言ってごめんなさい。マーリーも大切な家族よ」とすぐ折れた?ので、すぐに安心したけど。


ジョンが転職したり仕事内容が変わったり、3人目の女の子が3歳くらいになったりと時が過ぎ、マーリーがすっかり年老いた姿になったのには寂しかった。

跳びまわり走りまわっていたマーリーは消え、よぼよぼと階段を上るのにもひと苦労。

ジョンがそんな老犬になったマーリーを優しくユーモラスにいたわるところが、泣けそうになった。

最後には、動物病院で苦しそうなマーリーを見かねたジョンが、注射による安楽死をのぞむ。

胃がねじれてたんだって。
手術できないこともないけど、マーリーにはそれに耐えるだけの体力はもうないだろうってお医者さんに言われたのね。

静かに目を閉じていくマーリーのそばで看取るジョン。

そこが、号泣したシーンでした。

マーリーの亡骸(なきがら)は、3人の子供たちの手紙と想い&ジェニーのネックレスとともに庭に埋められた。

ジョンが土をかぶせ、そこに大きな石をいくつか乗せ、ジ・エンド。


ショッキングな大きな事件なんかはなかったので、大きな山場はない映画だった。

だけど、人の心のうつろいやすさに比べ、犬はいつでも本気で変わらず生きてるのね、と思わせられた。

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと



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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙


原題:The Iron Lady
監督:フィリダ・ロイド
出演:メリル・ストリープ、ハリー・ロイド、ジム・ブロードベント他
製作:2011年イギリス
上映時間:105分
配給:ギャガ


ストーリー:

イギリス史上初の女性首相で、その強硬な性格と政治方針から「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーの半生をメリル・ストリープ主演で描いたドラマ。






メリル・ストリープが主演だったので観た。
しかも、メリルの変装や演技がサッチャーさんにとても似ているとどこかで耳にしたので興味があった。

たいていこのような強い女性が主役の作品の場合、「だけれど実は涙もろい」というような弱さを描くことが多いが、こちらも多少そのようなにおいはした。

女なんてと軽んじられていた時代に、政治家になると志し、実現させたサッチャーさんは、例え実は不安な心境を抱えていたとしても、弱くない。強い。

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙

だが、そんな強さを支えて来たのは、夫の存在があってこそだったのだと、今作で再確認した。強い女房を優しくおっとり支える夫なんてそうそういないだろう。

周囲の男性陣を言葉で蹴散らし、絶対に言う通りにさせるサッチャーは、人の話に耳を貸さない嫌な女にも見えたが、夫といる時は鎧を脱いで自然体。国を引っ張るという重責を物ともしないように見えたが、支えなしではきっとやってのけることはできなかっただろう。

首相になるまでの描き方が少し乱暴だった。
あっという間に国のトップへ上りつめ、それほど苦労をしたようには描かれていなかった。

座を退き、夫にも先立たれたサッチャーさんだったが、常に彼はそばにいて話しかけ、まるで生きている人間かのようだった。

違う見方をすれば、この映画はほのかなラブ・ストーリーでもある。

特殊メイクはさすがの技術だなと思った。
メリル・ストリープだと忘れそうになるくらいだった。


マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙


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【2012/10/25 19:08】 | 「ま」行
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原題:Die Herbstzeitlosen
監督:ベティナ・オベルリ
出演:シュテファニー・グラーザー、ハイディ・マリア・グレスナー、アンネマリー・デュリンガー、モニカ・グブザー他
製作:2006年スイス
上映時間:89分
配給:アルシネテラン


ストーリー:

スイスの小さな村に住む80歳のマルタは、9ヶ月前に夫に先立たれて以来鬱々とした日々を送り、自分も早く夫のもとへ行きたいと願うようになっていた。
ある日、昔得意だった裁縫仕事を依頼され、眠っていた創作意欲に火がつくまでは。
若い頃、マルタは手刺繍のランジェリーの店を開くことを夢見ていたのだ。
早速、親友リジーの手を借りて開店準備を進めるが、村人はハレンチな下着の店に眉をひそめるのだった。



おばあちゃんが主人公のとっても心温まるお話だった。

夫を失い絶望していたおばあちゃんが、得意技を生かして一念発起し仕事を成功させ人々にも認められる、異色のサクセス・ストーリー。「異色」と言ったのは、主人公が働きざかりの年代ではなく、おばあちゃんだから!

刺繍が得意だったおばあちゃんが、作るのが難しい下着を手縫いで作り、ランジェリー・ショップを開く。
だけど村は閉鎖的で、そんな店を開くなんてと周囲は冷ややか。密かに女性たちは興味があった様子。だが、男性の手前マルタのお店には近づこうとしなかった。

マルタはめげない。これはもう年の功だなと思った。基本的に前向きなのだ。
そして、生きがいを見つけて突っ走るパワーは年齢を感じさせず拍手。

マルタの優しい刺繍

左から2番目の白髪のおばあちゃんがマルタ。

良き友人に囲まれていたのもマルタがラッキーだった点。
一番支えてくれた友人(画像一番左)を途中亡くしもするが、落ち込みすぎないところもマルタの年齢ならでは?

笑えるシーンやほっこり気分になるシーンがたくさんある。

牧師である息子が、開店日に何を売る店かを知り目を白黒させるところ。
その息子は実は不倫をしていて、マルタに目撃されてしまう。

村の伝統的な柄を下着に刺繍しようと決め、インターネット販売を開始したら予想外に注文が殺到。
村の刺繍サークルのようなところへ出向き、いっしょに刺繍をしてもらえないかとお願いする。快く引き受けてくれた面々。中にはおじいちゃんもいて、下着を手に取り驚きつつも楽しそうな雰囲気で刺繍作業に取り掛かるシーン。

最後には、堂々と誇らしげなマルタに皆が賛同。頑なに反対していた息子も、不倫を妻に打ち明けたことで吹っ切れたのか、母親マルタに笑顔を送る。

BGMは確かなかったと思う。効果音がなくとも、十分盛り上がる。
お年寄りが主人公だということもあり、まるで童話のようなお話。
ほっこり気分になれる大好きな作品。


マルタの優しい刺繍


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【2012/04/21 14:55】 | 「ま」行
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原題:MRS. DOUBTFIRE
監督:クリス・コロンバス
出演:ロビン・ウィリアムズ、サリー・フィールド、ピアーズ・ブロスナン他
製作:1993年アメリカ
上映時間:126分


ストーリー:

ロビン・ウィリアムズ扮する“ダウトファイヤー夫人”の姿が話題を呼んだホーム・コメディ。
離婚によって子供たちと引き離されてしまった売れない役者の夫が、我が子といつも一緒にいたいがため、おばさんに変身。
メイドとして家に潜入するのだが‥。

  
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「トッツィー」に続いて女装もの観てしまった。偶然ですが。

ダスティン・ホフマンの女装も良かったけれど、今作のロビン・ウィリアムズもはまり役。
ダスティンと違い大柄だが、おっとりした年配役にはいいのかもしれない。
いるよね、こういうふくよかなおばあさん。女性にしてはちょっと大柄すぎて迫力あるかもしれないが。

ミセス・ダウト

おっとりしつつしっかり者のお手伝いさん役。

子どもと遊ぶことが何よりの生きがいのダニエル(ロビン)は、なかなか定職に付けず、キャリアウーマンの妻ミランダ(サリー・フィールド)についに離婚を言い渡される。
一生懸命働く自分と正反対の、いつでもふざける夫に嫌気がさしてしまったのだ。
ダニエルは3人の子どもたちと離れたくはなかったが、妻の本気度を知り泣く泣く離婚。

だけどやっぱり諦めきれず、家政婦として家に入り込むことに成功。家政婦だからもちろん女性に変身するわけだが、友人による特殊メイクと変装のおかげで、ミランダも子どもたちもダニエルだとは気付かない。

そこでまたまたトッツィーさながらのドタバタ劇が始まるわけだ。
ロビン・ウィリアムズらしいコメディがたっぷり堪能できる。
しっちゃかめっちゃかでキッチンで料理をしていた時のこと。かがんだ時に胸、正確にはブラウスに詰めていた詰め物に、コンロの火が着くシーン。それぞれの手に鍋のふたを持ち、大騒ぎしながらバフバフと火を消す。まるでゴリラ!笑えた。

自分とは似ても似つかないダンディーなピアーズ・ブロスナンがミランダに接近するようになると、家庭を取りやがってと闘志むき出し。笑顔の家政婦を演じながらも、なんとか彼を遠ざけようと躍起になる。下品なことを口にし、彼がミランダから興味を失うように仕向ける。そううまくはいかないけれど。

声真似を得意とするダニエルが、テレビ局のおえらいさんから目をとめられレストランで食事をすることになるラストシーンはドタバタの極み。
同レストランには、ミランダと子ども、ステュー(ブロスナン)も食事に来ていて、ダニエルと家政婦ミセス・ダウトの変装を交互に演じる。が、酔っ払い、演じきれなくなり、ついにぼろを出す。

その場では怒って帰ったミランダだが、ミセス・ダウトがいた頃の楽しい思い出が消えない。新しい家政婦も決まらない。
元夫のしたことは許せないけれど、子どもたちのそばにいたかったという気持ちは理解できるミランダ。

最終的には、放課後は毎日ダニエルと子どもたちが会うことを許す。子どもたちもそのほうがうれしそうだから。

離婚はしちゃったけど、子どもたちと会えるから結果ハッピーエンド。

ロビン・ウィリアムズの圧倒的存在感が今作成功の要。
笑って後味すっきりの映画。


ミセス・ダウト


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【2012/03/15 18:48】 | 「ま」行
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¥2,100→¥1,000


原題:MESSAGE IN A BOTTLE
監督:ルイス・マンドーキ
出演:ケヴィン・コスナー、ロビン・ライト・ペン、ポール・ニューマン他
製作:1999年アメリカ
上映時間:131分


ストーリー:

シカゴの新聞社で調査員として働くテリーサは、休暇中の海岸でビン入りの手紙を拾う。
そこに書かれていたのは、いまは亡き妻に贈られた愛のメッセージ。
さまざまな手がかりからビンを流したと思われる男性をつきとめたテリーサは、彼ギャレット(ケビン・コスナー)を訪ねてノースカロライナへ。
手紙を見て来たことを切り出せないまま、ギャレットと愛を深めていく。
しかし、ついにギャレットが手紙の件を知ってしまう日が来た……。

  


物語の始まりはとてもロマンチック。

マラソンをしていたテリーサ(ロビン・ライト・ペン)が拾った瓶には愛の手紙が書かれていただなんて。それは死んでしまった妻へ送る男性の言葉。

手紙の送り主に興味を持ったテリーサは、新聞社に勤めていたこともあり、あの手この手で彼を探し出す。
そして取材をしたいとしつこく上司に食い下がり、OKが出る。

メッセージ・イン・ア・ボトル

そしてギャレット(ケビン・コスナー)と出会うテリーサ。
出会った時からすでに互いになんとなく惹かれ合っていたようだった。

なぜギャレットのいる地を訪ねたか言い出せないまま、2人は次第に愛し合うようになる。ギャレットの父親はポール・ニューマン。この2人が親子とは、かっこ良さ最強タッグ。

物静かなギャレットは、いかにも心に傷を負っている風情で、そのもの悲しさが切なくさせる。ケビン・コスナーかっこいい。最近「ボディガード」を見直したが、やはりどちらもかっこいい。

ギャレットが住む所が海辺という設定も良かった。
船に乗る役柄も、男らしさを感じさせる。

最後にギャレットは海で遭難した親子を救うため、荒れ狂う海へ飛び込み命を落とす。カッコ良すぎる死に方。

元妻への想いをしたためた手紙を残し、テリーサへの新たな愛を始めようとした矢先の出来事だった。

ハッピーエンドではないけれど、ギャレットが新しい愛へ心開いたことをテリーサが知ることができたことは良かった。

映画全体を通してもやがかかったようなくすんだ淡い色合いで統一されていて、それが登場人物たちの心模様を表しているかのようでマッチしていたと思う。

切なくロマンチックな大人の恋愛映画。


メッセージ・イン・ア・ボトル

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【2012/03/06 00:48】 | 「ま」行
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