映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:The Saint of Fort Washington
監督:ティム・ハンター
出演:マット・ディロン、ダニー・グローヴァー、ヴィング・レイムス、ジョー・セネカ他
製作:1993年アメリカ
上映時間:107分
配給:松竹富士


ストーリー:

親に頼らず美術学校で写真を学んでいた苦学生が、アパートの立ち退きを食らい、吸い込まれるように路上に暮らし始める。過酷なホームレス生活にとまどう彼に口汚くであるが、あれこれ構ってくれる1人の黒人男性。いつしか2人は強い絆で結ばれていく。


  
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親もいるし帰る家もあるし、美術学校にまで通える白人青年マシュー(マット・ディロン)。だけど彼は分裂症で、親も妹も彼を避け見捨てていた。だからといって、ニューヨークという都会でホームレスになるんてちょっと落差が激しすぎる気がするけれど、そのおかげでジェリー(ダニー・ローヴァー)に出会えた。

ジェリーはちょうどマシューの父親くらいの年齢じゃないかな。赤信号で止まる車の窓ふきをしチップで生計を立てるホームレスの黒人男性。一方的に窓ふきをしているわけだから、必ずしもチップがもらえるわけではなく、過酷な生活。そんな仕事があるんだね。20年ほど前の映画だけど、今でもあるのだろうか?

ジェリーは前向きで、いつかきちんとアパートに住みたいという目標を持ち日々窓ふきに励む。情の熱いジェリーは危なっかしいマシューを放っておけず、いつしか2人はいつもいっしょ。窓ふきの仕事を教え、いつか2人でシェアしてアパートに住もうと決める。

ホームレス援助教会が運営するフォート・ワシントン宿泊所。寝る所と食べ物が与えられる。だけど、人を平気で刺し殺してしまうような人間もいて、ジェリーはマシューに「ならず者の集まりだから十分気をつけろ」と念を押す。

ヒューマン・ドラマなんだけど、マシューは少しだけ不思議な力を持っているの。足の痛みに苦しむジェリーを見ていたたまれなくなり、患部をそっと手でさするマシュー。すると、なんと足の痛みが消えてしまう。

その後、手が動かない老人ホームレスにも奇跡を起こし、「おまえは聖人だ」とジェリーに言われる。
このあたりのマシューが好き。人から認められて喜びを感じ、カメラを手に温かい光景を撮りだすようになる。

自分をわかってくれる人間、ジェリーに出会えてマシューは幸せそうだった。
もともとマシューはとても優しい人物。
自分のことしか考えないような人間が集まるフォート・ワシントン宿泊所で周囲にタバコをあげたり、階段を上がれず苦しそうな男性に手を貸したり、純粋さがにじみ出る人柄。

なのに、ラストでマシューは「ならず者」にささいなことでナイフで刺され、死んでしまう。葬式はなく、ホームレスだということで離れ小島に埋められるマシュー。棺にマシューの撮った写真を並べ涙を流しながら追悼するジェリー。一生懸命生きて行くよと誓いながら。

最期の最期まで、ジェリーはマシューのそばに寄り添っていた。
年の離れた熱い友情だけど、きっとジェリーはマシューを息子のようにも思っていたんじゃないかな。

邦題の「眠る」という単語はマシューの死を意味していたんだね。

マット・ディロンとダニー・グローヴァーの演技が良かった。
相手への思いやりが感じられるし、熱い魂もある。
2人のホームレス男性に強く心惹かれる、切ない映画。



聖者の眠る街

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【2011/09/20 00:23】 | 「さ」行
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泣いた
パグ太
はじめまして
仕事が忙しく、現実離れしたくてなんとなくツタヤにいってこれ借りてみてみました。

悪いヤツにマシューが殺され、ジェリーが棺のそばで写真を並べてるとき、思わず、「なんでこんないいヤツが死ななアカンねん」と思い泣いてしまいました。

なんとなく借りたけどいい映画でした。

>パグ太さん
キャメロン
コメントありがとうございます。

私もなんとなくツタヤで借りたのですが、
ほんとに借りて良かったと思っています。

棺に写真を並べるシーン‥‥
泣けますよね。もう、しゃくりあげてしまうほどでした。

またいつか見たいなーと思います♪

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