映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:CONVICTION
監督:トニー・ゴールドウィン
出演:ヒラリー・スワンク、サム・ロックウェル、ミニー・ドライヴァー他
製作:2010年アメリカ
上映時間:107分


ストーリー:

貧しい家に生まれ、どんな時でも寄り添って生きてきたベティ・アンと兄のケニーは、大人になった今でも仲の良い兄妹だった。
だがある日、突然ケニーが殺人容疑で逮捕されてしまう。
終身刑を言い渡されたケニーの無実をただひとり信じるベティ・アンだったが、厳しい生活の中、弁護士費用を工面できるはずもなかった。
何としてでも兄を救いたい彼女は、すべてを投げうって弁護士資格を取る決意をする。
それは、想像を絶する戦いの始まりだった。


  


1週間で3度見てしまった。
やはり私は実話を元に映画化されたストーリーが好きみたい。

親の愛に飢え育った兄と妹。
2人の絆は子供の頃から変わらず強い。

幼い頃から大人になっても何かと警察に目を付けられるケニー(サム・ロックウェル)。だが、誰もが彼を好いている。憎めない奴だと慕っている。

サム・ロックウェルってこういう役が合う。
どこか適当な雰囲気が漂う役。実際の彼は真面目で大人しいらしいけれど。

まだDNA鑑定のなかった時代、同じ血液型というだけで犯人に仕立てられてしまったケニー。冤罪と信じるベティ・アン(ヒラリー・スワンク)は、失望から自殺を図ったケニーを前にある決心を固める。

弁護士になるから、決して自殺はしないでとケニーに約束させる。高校卒業資格から取らなければならなかったのだから、相当な努力をしただろう。夫は家を出、息子2人の世話をしながら大学に通う。

結果として、長年かかったが弁護士になり、そこからまた山あり谷ありでじれったくもあったが、ケニーは18年ぶりに無罪放免、釈放される。

自分を殺人犯だと信じて疑わなかった娘の誤解も解け、再会を果たす。

ベティ・アンを支えた、共に弁護士になった女友達ロザンナの助けがなかったら、ベティは前に進むのがだいぶ遅れていたと思う。テーマが兄妹愛だから、友情はあまり大きく取り扱われなかったけれど、ロザンナの功績は大きい。

そして、ベティの息子2人も偉かったと思う。
多感な時期も、必死な母親のじゃまをしないようにと、とても物わかりが良く素直な良い子達。もし彼らが問題児だったとしたら、ベティの苦労はもっと大きかったに違いない。

そして兄を刑務所から出すために尽力してくれた有名弁護士の力添えなど、多くの人に助けられ、ベティは目標を達成した。

弁護士として生きて行くかどうかなど全然考えていなかったと思う。世間に兄を冤罪と認めさせ、刑務所から出してあげたかった。ただそれだけ。

ベティ本人と監督の対談コーナーで、私達ほど絆の深い兄妹はいないと思う、とベティが述べていたが、確かにその通りだ。兄のためにここまで自身の生活や人生を大きく変えることを受け入れる妹なんてまずいないだろう。

愛の深さ、絆の深さに感動した作品。

作品中では言われなかったが、ケニーは刑務所を出て半年後に交通事故で死んでいる。なんという人生。だがきっとその半年はものすごく幸せだったに違いない。20歳になる娘とも再会でき、その笑顔を見ることもできたのだから。

兄妹愛だけではなく、警察の陰謀も描かれており、その時代背景を知ることもできる。

ヒラリー・スワンクのなりふり構わず信念に突き進む演技は、どこか「ミリオン・ダラー・ベイビー
」を思い起こさせ、引き込まれた。



ディア・ブラザー



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【2012/11/12 20:08】 | 「た」行
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