映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



¥4,935→¥3,799


原題:FROZEN RIVER
監督:コートニー・ハント
出演:メリッサ・レオ、ミスティ・アップハム、チャーリー・マクダーモット他
製作:2008年アメリカ
上映時間:97分
配給:アステア
公式サイト
受賞歴


ストーリー:

ニューヨーク州とカナダの国境にある川を舞台に、多額の報酬と引き換えに、不法入国者を手助けする白人女性とモホーク族女性の運命を描くドラマ。
違法な密輸ビジネスにかかわる女性たちの実話をベースに、本作で長編監督デビューを果たしたコートニー・ハントが子を守る母親たちの姿を力強く映し出す。

 
映画ブログランキング


タイトルとDVDジャケットから想像がつくように、物語の背景は、終始白とグレーの凍てつくような雪の世界。
カナダとアメリカの国境にある「保留地」を舞台に繰り広げられる2人の女性の物語。

最初はピンとこないなと思いながら観たけれど、もう1度じっくり見直して作品の良さがわかり感動した。
日本という島国に住んでいるとピンと来にくいけれど、アメリカ政府もカナダ政府も口うるさく入ってくることがない保留地という場所がある。そこではモホーク族という先住民族が独自の規律で暮らしていた。

フローズン・リバー

白人女性レイ(メリッサ・レオ)は、家族のマイホームを建てる夢を実現させるため貯めた大金を夫が持ち逃げし絶望していた。
1ドルショップで働く彼女は、子供2人にポップコーンしか食べさせられないギリギリの生活をしながら、なんとかお金を稼がないとと焦る。

そんな時、夫の車で乗り逃げするモホーク族の女性ライラ(ミスティ・アップハム)と出会う。無愛想なライラはトレイラーハウスに住みながら、義母に奪われた幼いわが子を取り戻す夢を持っていた。

国籍は違うけれど子を想う母としての気持ちは同じ。
ライラは不法移民の入国という違法な取引に加担していて、お金が欲しいレイを無理矢理パートナーにする。

フローズン・リバー

最初はいぶかしんでいたレイも、高額な報酬を得られることから、自ら仕事に参加するようになる。仕事内容は、トランクに不法移民を隠し乗せ国境を越えて引き渡すこと。
アメリカもカナダも手を出せない保留地の凍った川を車で走り抜ける。

フローズン・リバー

最初はぎすぎすした関係の2人は、パキスタン夫婦を運んだあとから少しずつ変わっていく。夫婦が持っていたボストンバッグを、テロ爆弾だと勘違いしたレイが、凍てついた氷りつく川の上にそれを捨て去る。

だが実はそれには夫婦の赤ちゃんが入っていたのだ。慌てて引き返しバッグを見つけたが、すでに赤ちゃんは死んでいた。この時はじめてライラが感情を見せる。恐怖と後悔の念でパニックになる。自分にも幼い子供がいるからこそ、より感情移入したのだろう。

だけど、なんと、車の中で赤ちゃんは息を吹き返す。

2人とも互いに子供を持つ母の身。だからこそ、幼い命を救えたことにとてつもなくホッとしたのだろう。そのことにより連帯感のようなものが生まれたのでは。

あと少しで目標の金額を達成できるレイは、いやがるライラを引き込み最後の仕事に手を出す。
だけどそこで事件が起きる。スムーズにお金のやりとりができず、脅しでレイが発砲し、警察が出動してしまう。

部族の会議で、レイかライラのどちらかを警察に引き渡すことで事を済ませるという決断になる。
ライラは自ら申し出、レイを見逃そうとする。レイもライラに申し訳ないと思いつつ、2人の息子のため一時車に乗り帰路に着く。だけど、ふと重いとどまり、ライラの元へ戻り、「自分が警察へ行くから、あなたは子供を取り返して。そして私の息子2人をよろしく」と出頭する。

このシーンは感動した。あのタランティーノもここで感動したらしい。
最初は、ライラの申し出をあっさり受けるなんて、レイはちょっと自己中心的だなと感じたけれど、きっとレイの幼い子供のことが頭をよぎったのね。

女性監督がつくっただけあって、女性の気持ちをよく理解した作品。
保留地での違法取引の実態は現在も行われている事実らしく、社会勉強にもなった。

違う国の違う生き方。
だけど、万国共通なのは、子を想う母の気持ち。

疲れきってはいるけれど、子供のためになんとかお金を稼がなければ、という強さを、メリッサ・レオが熱演していたのが印象的。


フローズン・リバー

映画ブログランキング



スポンサーサイト

【2011/11/01 00:26】 | 「は」行
トラックバック(0) |


きゅー
観てみたくなりました。
今度探してみます

>きゅーさん
キャメロン
ぜひ探してみてください♪
私の行くツタヤでは、確か目立つように
置かれていたと思います。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
観てみたくなりました。
今度探してみます
2011/11/07(Mon) 14:55 | URL  | きゅー #SFo5/nok[ 編集]
>きゅーさん
ぜひ探してみてください♪
私の行くツタヤでは、確か目立つように
置かれていたと思います。
2011/11/08(Tue) 00:11 | URL  | キャメロン #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。