映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:Magnolia
監督:ポール・トーマス・アンダーソン
出演:ジェレミー・ブラックマン、トム・クルーズ、メリンダ・ディロン、ジュリアン・ムーア他
製作:1999年アメリカ
配給:日本ヘラルド
上映時間:187分


ストーリー:

死期を迎えた大物プロデューサー、彼と確執のある息子、プロデューサーの妻とその看護人、ガンを宣告されたTV人気司会者、彼に恨みを持つ娘、娘に恋する警官、過去の栄光にすがる元天才少年など、LAに住むさまざまな人間たちの24時間を描く。
群像劇のスタイルをとりながら、不可思議な糸でつながってゆく脚本は秀逸。


  
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今作は、「あり得ないような偶然でも、起こってしまうことがあるのがこの世の中だ」という始まり方をする。

例えとして、偶然死ぬことになってしまった何人かの人間について、事例を語る。

マグノリア

そんな始まり方をしたから、「マグノリア」の内容を全く知らなかった私も、「この映画はあり得ないような偶然によって死ぬ人間を描くのだろうな」と予想しながら観ることになる。

結論から言うと、偶然により人が死ぬシーンはない。

登場人物の数がとにかく多く、それぞれ心に闇を抱え病んでいるのだが、死ぬ人間はいない。
死が間近に迫る人間はいるが、それは病気によるもので、偶然殺されたりするという突発的なものではない。

マグノリア

たくさんの人物が、最初はそれぞれの生活を過ごし独立した短編作品のように交互に登場するのだが、ラストへ向け関係性が結び付いていく。

とは言っても、「ええっ。この人はあの人とこんな関係だったの!?」という、驚くようなつながりはない。
そこが少しつまらなかった。

効果音による作品の盛り上げ方は好きだった。

音楽というより、ハラハラさせる単調な音を、少しずつ少しずつ音量を上げて行くかんじ。
まるで心臓音の高鳴りを表現しているようで、ドキドキした。
でもそれは、この中の誰がどのような形で死んでしまうのだろう?という推理する気持ちも含まれているからこそのドキドキだったと振り返る。

実際に起きたことは、奇想天外。
なんと、空から大量のカエルが降ってくるのだ。
それらは、地面や車などに叩き付けられ、生々しく血を出し死ぬ。

マグノリア

あり得ないことが起こる中恐怖と驚愕に包まれる大人たちの中、天才少年がただひとり「こんな事も起こることがあるのさ」と穏やかな表情。

見ていて決して明るい気分になれる映画ではないが、人は誰しも心に不安や闇を抱えているということ、現実には起こるわけがないようなことも、もしかしたら起こってしまうこともあるかもしれないということ、この2つを知る。

トム・クルーズがやたらと若く見えた。
ジュリアン・ムーアは変わらず美しく、ジョン・C・ライリーもイメージどおり好印象のまじめな役だった。


マグノリア


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【2012/02/09 21:27】 | 「ま」行
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