映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:Seven Pounds
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、ウディ・ハレルソン、バリー・ペッパー他
制作:2008年アメリカ
上映時間:123分
配給:ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
公式サイト


ストーリー:
男の名前はベン・トーマス。
ベンは7人の名前が載ったリストを持っている。
彼らは互いに何の関係もない他人同士。ベンは彼らに近づき、彼らの人生を調べ始める。
そして、ある条件に一致すれば、彼らの運命を永遠に変える贈り物を渡そうとしている。
ベン・トーマスとは何者なのか?彼の目的は何なのか?
そして、贈り物の中身とは…?




冒頭のシーンのウィル・スミスがいやーなかんじで、やなスタートだった。

お肉のクレームを電話でどなり散らしてるんだけど、相手のオペレーターは盲目の優しそうな男性。

彼に対して、しまいには目が見えないことを蔑むひどい発言までするの。

聞いててむかついたし、ただのクレーマーかと思ったら、電話を切ったあと、泣き出すウィル。

こりゃあ何か暗い影があるなと思わせる始まりの場面。

物語は、とにかく主人公ベン・トーマス(ウィル・スミス)が心に傷を抱えた重い雰囲気で進む。

病院(たぶん?)で働くホリーに「本当に困っているのにその状態から逃げ出せない人を教えて」と頼んだ時、なんとなーく、もしかして…と想像がつき始めた。

ベンは、自分の不注意による車の運転で、助手席にいた婚約者を死なせ、事故に巻き込んだ6人を死なせたの。

その罪の意識から、本当に困難な状況下にある7人の人間を助けようと誓ったというわけ。

しかも驚くべき方法で。

本当に驚くからね。聖者かと思うよ。

7つの贈り物1


ホリーに紹介された女性には、男の暴力から逃れ新たな生活を2人の子供と送らせるため、海の近くの立派な別荘をあげる。

2度と自分に連絡をとるなと手紙を残して。

会ったばかりの他人からこんな善意を受けるなんて聞いたことないよね。

それだけベンの気持ちは真剣だったということ。

「驚くべき方法」 とさっき書いたのは、もちろん見ず知らずの女性に家をあげちゃうこともなんだけど、もっと他にあるの。

なんと、他の6人には自分の臓器を提供しちゃうんだから!

ホリーもその1人だった。

まずは自分の弟に。あとはまったくの他人たちに。

腎臓、肝臓、肺など。これらは生きながら提供できるので、あげた。

目と心臓。

これは自分が死んだあとに、盲目の電話オペレーターと、心臓を患い余命少ない女性(ロザリオ・ドーソン)に。

7つの贈り物2


この女性と恋するんだけど、ベンは最初から心臓を提供するつもりでいた。

目をあげた男性に、最初のシーンでひどい対応をしたのは、理由があった。

目をあげるだけの価値がある人間か試したの。我慢強く逆ギレしないかどうかって。

だから、直後にベンは泣いたんだね。心にもない行動をし、相手を傷つけたから。

最後のほうは涙が出た。

心臓が腐らないように、お風呂に水と氷を大量に入れ、その中で自殺したの。

どうやって自殺したのかはわからなかったよー。

ペット?として飼っていたクラゲも氷風呂に入ってたけど、クラゲでは死なないよね?

なぞ。

自殺する直前、警察だかに電話するの。今から自殺すると。

これも今思えば、早く死体を見つけて回収させ、心臓と目を移植できるようにするためだったのよね。

ただの善意じゃなくって、愛する人を失った罪ほろぼしから来る行為だったのが、現実感あった。

でも当然、ほとんどの人間には真似できない行動だよね。

自分もすぐ後を追い自殺しちゃうという選択ならあるかもしれないけど、文字どおり身を切り刻んで誰かのために役立ってから死ぬなんて。

広い世の中、実際にこんな話がひとつくらいはあるのかなぁ。

ベンが物語のあいだ中悲しみを抱えているのがひしひしと伝わってきて、ウィル・スミス演技うまいなーと思った。

そして、ものすごい人助けをしているのにかけらも偉ぶらず、死に向かって着実に計画的に歩いて行ってる姿が、映画の最後に思い出され、切なくなった。

きっとこの映画を観た人はみんな、自分がベンならどうするだろう…と考えるはず。

私なら…?

7つの贈り物






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