映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:THE TREE of LIFE
監督:テレンス・マリック
出演:ブラッド・ピット、ショーン・ペン、ジェシカ・チャステイン他
製作:2011年アメリカ
上映時間:138分
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン


ストーリー:

若い頃に弟に死なれたジャックは、仕事で成功し中年にさしかかった今も、子ども時代のトラウマに囚われていた。
1950年代半ば、中央テキサスの田舎町で暮らしていた10代のジャック。
夢のように美しい風景に包まれていながら、彼の生活は、強権的な父親に完全に支配されていた。
「男が成功するためには、なによりも力が必要」と信じ、自分の信念を息子たちに叩き込もうとする父親。
我が子に無償の愛を注ぎ続ける聖母のごとき母親。そんな相反する両親に挟まれ、翻弄されるうち、幼かった少年はやがて純真さを失い、そんな自分に傷ついていく…。
時が経っても痛みを伴う回想の中で、ジャックは心の平安にたどりつけるのか?


 


ブラッド・ピットとショーン・ペンが共演ということで、多少話題になったはず?だが、期待したほどの共演シーンはほとんどなかった。

役柄としては、少年の父親がブラピ。少年が成長したのがショーン。

哲学的な映画だったと思う。生きることと死ぬこと、神様とは、愛するとは、憎しみとは、などを、主人公の少年の心の声を中心に描く。頻繁に、心の内で神に語りかけるシーンがある。

冒頭で、3人の中の誰か子供が死んだのだと悟らせるシーンがある。父親と母親の悲嘆に暮れる姿。後にそれは二男だとわかる。

ツリー・オブ・ライフ

全体を通して、台詞らしい台詞はほぼない作品。表情や流れで登場人物達の気持ちを描く。

台詞と言えば、父親役であるブラピが、子供を教育する数々のシーンで口にする言葉が一番目立つ。

真面目で教育に厳しい父親であるが、愛情があるからこそ、子供たちを甘やかさず育てていた。人が良すぎると利用される人間になってしまう。そのようにはなるな。強くなれ、と、しょっちゅう言葉にしていた。

3人兄弟はまだ幼いから父親には逆らえず、母親も口出しは一切なし。父親がいない時だけ、子供たちははしゃぎ、母親も笑顔でいっしょに走り回る。

だからといって、理不尽な暴力を振るったりは絶対しない父。たまには子供たちと笑顔で遊ぶシーンもあった。

だが、多感な長男(確か11歳。のちのショーン・ペン)は、内心強烈に父親に反発心を覚える。幼い子供には、父親の言動や行動は愛情というよりただの理不尽なふるまいにしか見えなかったのだろう。仕方のないことだ。

しまいには、父親を殺してと心の内で神に願う。幸い、幼心に芽生えた小さな殺意は、それ以上大きなものになることはなかった。父親も、偶然死ぬなんて設定はなし。

愛がありながらも厳しい父親役を、ブラピが真剣に演じていた。

ツリー・オブ・ライフ

母親は、どうせ言っても無駄とばかりに一切子供たちの父親に口答えしないが、その姿には苛立った。なるべく声を発しないようにした作品だろうから、あえて母親に台詞を与えなかったのはわかるのだが。

最後は、一家と他のたくさんの人達がどこまでも続く海辺を歩く穏やかなシーン。天国へ続く道のように見えた。ここでは父親も母親も子供たちもみな笑顔で幸せそうだ。ショーン・ペンもいる。

透明感のある終わり方をしているが、観ていて楽しくなる映画ではない。色々な愛の形を考えるきっかけにはなると思う。

それにしても、冒頭の30分近くあったと思われる抽象的なシーンはあまりにひどすぎるのでは。あの長時間は、信じられなかった。退屈極まりなかった。自然が開花し成長していくような、少しスピリチュアルな雰囲気もあるものだった。5分にまとめるべき。

あの長時間シーンを良いと思える人は、きっとかなり心が純粋なのだろうなー。



ツリー・オブ・ライフ



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【2012/11/02 01:00】 | 「た」行
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