映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:THE HORSE WHISPERER
監督:ロバート・レッドフォード
原作:ニコラス・エヴァンス
出演:ロバート・レッドフォード、スカーレット・ヨハンソン、クリスティン・スコット・トーマス、サム・ニール、ダイアン・ウィースト、クリス・クーパー他
製作:1998年アメリカ
上映時間:167分


ストーリー:

世界中を感動の涙で包み込んだベストセラー小説を、名優ロバート・レットフォードが映画化。
心に傷を負った少女と馬を愛する男、そして男を愛する少女の母親が織りなす人間模様を詩情豊かに謳いあげる。

乗馬中の悲惨な事故により、体と心に深い傷を負った少女。
彼女の愛馬もまた、事故のショックから凶暴な暴れ馬となってしまう。
娘の未来が馬の運命と深く結びついている事を悟った母親は、馬を癒す特殊な能力を持つ伝説のカウボーイの元を訪れる。

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ロバート・レッドフォードが監督もし出演もしている。

2時間40分ほどと長編だけど、ゆったりしたストーリー運びに、モンタナの雄大な自然。見ていて疲れなかった。緑が目にいいって本当ね。

馬と人間との物語。

モンタナの風に抱かれて1


13歳のグレース(スカーレット・ヨハンソン)は、自分の馬を持っている。名前はピルグリム。グレースはピルグリムを心から愛す。とてつもなく美しい馬。

スカーレット・ヨハンソンの子供時代を見れるなんて貴重な映画。
今のセクシーで高貴なイメージとは違い、子供らしく幼くてかわいい。

馬を持っているということからおわかりのように、父親ロバート(サム・ニール)は弁護士、母親アニー(クリスティン・スコット・トーマス)は雑誌編集長というように、お金に不自由しない生活。

ある日、親友とそれぞれの馬に乗って雪山へ遊びに行く。

たわいもない話をしてはしゃいでいたが、雪道で足をすべらせた馬と、そこに過ってつっこんできたトラックにより、親友は死亡。グレースは右足を切断するという悲劇が起きる。

ピルグリムは、つっこんできたトラックからグレースを守ろうと前脚を高々と上げフロントガラスが砕け大けがを負う。

だがグレースはそんなピルグリムに放り出された形になり、足を失うことになってしまったのだ。しょっぱなから悲劇。

ピルグリムの大けがで、獣医や関係者に安楽死を進められる母アニーだが、娘のためにもなんとか愛馬を生かそうと立ち上がる。

そして知るのが、傷ついた馬を癒すことのできるホース・ウィスパラーの存在。

ここでお金がなければできない行動に打って出る。

ピルグリムとグレースを連れ、仕事を休み、ニューヨークからモンタナへ出向くのだ。

ここでホース・ウィスパラーであるカウボーイのトム(ロバート・レッドフォード)と出会う。最初はピルグリムの件を引き受けるのを断っていたトムだが、アニーの強力プッシュと傷ついた様子で笑顔を失ったグレースを見て、仕事を開始。

そして、事故のショックで暴れ馬になってしまったピルグリムを少しづつ元に戻していく。

ピルグリムの目をじっと見つめ、何も語りかけず命令するでもなく、心と心を通じ合わせるようなシーンが何ヶ所かあって、引き込まれた。

ロバート・レッドフォードのかっこ良さと優しいまなざしが、これまた優しいまなざしのピルグリムとすごく似ているなーと思った。

ピルグリムは、顔にも大ケガを負い、見ていると痛々しくて泣けちゃいそうになるんだけど、徐々にトムに心を開いていく。美しい馬と人間の愛。

モンタナの風に抱かれて2


グレースも、強気でクールな母親に反発し、事故直後は心が傷つき笑顔さえ見せなかった。

親友を失ったショック、愛しているピルグリムが自分を裏切った(と勘違いしていた)ショック、自分の気持ちなど聞かずにさっさと独断で動く母親へのいらだち・・・いろいろな思いが、グレースの心もピルグリム同様閉ざしていた。

でも、トムは馬だけではなく人間の心も癒し開かせる人だったのね。

特別な力があるというわけではなく、相手のことを思い行動し発言する本当の優しさをトムは持っていたから。

穏やかで思慮深く、決して相手を傷つけない。
こんなできた男性いるんだろうか。いないだろうな。

モンタナの風に抱かれて3


で、ここからは「やっぱりなー」って思ったんだけど、母アニーとトムが互いに惹かれ合っていく。

このあたりから、ピルグリムとグレースの心のひだの描き方が少し雑になって残念。

馬と人間の愛情物語というより、「雄大な自然をバックに描く禁断の愛」という方向へ路線をずらすんだもの。

作品のスパイスとしては、あって良かったのでしょう。

穏やかのんびりな田舎のトムと、てきぱき強気な都会のキャリアウーマン、アニー。

正反対の境遇だからこそ、そのギャップに引かれるっていうのもあるんだろうね。

幸い、物語の最後までそのことにグレースが気づかないのは良かったわ。母親への信頼と愛情がせっかく回復したのに、それをまた損ねることになってしまうもんね。

グレースはトムを心から信頼するようになるけど、当然ニューヨークにいる父親のことを愛してるから。

最後に、ピルグリムは大人しい元の馬へと戻り、グレースを背に走ることができるようになる。そして、グレースも笑顔を取戻す。

休暇をとってモンタナへ来ていた父ロバートは、妻アニーのトムへの恋心に気づくが、なんとも寛大なセリフを残し先にニューヨークへ戻る。

「僕のような男が君のような女性と結婚できたことだけで幸せだ。だから、今後のことは君が決めて」というような、ヤキモチを見せないけど傷心の言葉。
アニー恵まれすぎ。

さて、アニーはどうするかなと注目したが、「一生君を愛したことを忘れない」というトムの言葉を胸に、涙涙で元のさやへおさまることに決める。

そんなところで終わっちゃったから、「あれ?馬と人間の愛がテーマじゃなかったんだっけ」と少しあわてた。

主旨がずれたような気がするんですけどっっ。

もうちょっと、グレースとピルグリムの顔と顔がどアップで寄り添うシーンとかラストにほしかった。


「馬」「大自然」「心の温かい人間たち」と、感動するワードはそろっているので、気分は晴れやかになる映画です。

あらためて、馬の美しさにぽーっと見とれました。

モンタナの風に抱かれて

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