映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



サウンドトラックCD¥700


原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、ブレンダ・ソング他
製作:2010年アメリカ
上映時間:121分
映倫:PG12
配給:ソニー・ピクチャーズ
公式サイト


ストーリー:

世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化。

2003 年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに学内の友人を増やすためのネットワーキング・サービスを開発する。
そのサービスは瞬く間に他校でも評判となり、ファイル共有サイト「ナップスター」創設者のショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへと急成長を遂げるが……。

映画ブログランキング




1月15日劇場公開作品。19日現在、映画.comで注目作品第1位。

監督は、「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」に携わり、「エイリアン」「セブン」「ファイト・クラブ」そして「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」「パニック・ルーム」のデビッド・フィンチャー

デビッドが作る映画ということで注目した人も多いはず。

ソーシャル・ネットワーク1


インパクトのあるこのリーフレット、思わず手にとってしまいます。

「天才」「裏切者」「危ない奴」「億万長者」。この4つのキーワードは、今作主人公マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)を表すもの。

これだけでも、なんとなく映画の内容が予想できてしまうのがすごい。どれも言い当ててますし。

2003年から実際に起きた話を映画化した実話。しかも世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス))に巨大化したフェイスブックには、現在5億人以上が登録しているという。

ちなみに、日本語版フェイスブックのログイン・トップページはこんなかんじ↓

ソーシャル・ネットワーク3


名前、メールアドレス、性別、生年月日を入力することでアカウント登録できる。どこまで情報公開するかは自己管理できるので安心。

簡単に言えば、友達を増やしたい人向けSNSサイト。
日本国内では現在180万人以上がユーザー。13歳以上から使用可能。

映画「ソーシャル・ネットワーク」では、このフェイスブックの創設から発展までを描く。

とにかくテンポが速い!

主人公のマークも、取り囲む仲間たちも早口だし歩くのも早いし、キーボード打つのも早いし(当たり前ね)、シーンごとの切り替えも早いし、とにかく全てがハイ・テンポ。

字幕に見入っていては人物たちを見られずに終わってしまうので注意が必要かと思います。ちなみに私は目の下3分の1で字幕を見、残る3分の2で映画を見ています。

ソーシャル・ネットワーク2


冒頭、マークは当時の彼女エリカ(ルーニー・マーラ)を言葉で怒らせ別れを告げられる。ハーバード大のマークが、ボストン大のエリカを蔑む発言をしたことが決め手。

エリカの「あなたがもてないのはオタクだからじゃなくて、性格が悪いからよ」という捨て台詞に、そのとおり!と納得した。人間蔑視、女性軽視の言葉は許せん。

無表情で沈着冷静なマークだが、エリカに別れを告げられたのが実はショックだったみたい。

酔っ払いながら自身のブログにエリカの実名を挙げ侮辱する言葉を書き散らす。最低男。
のちにエリカがこのブログを見るはめになるんだけど。当然だよね。

ソーシャル・ネットワーク4


失恋をきっかけに、その日のうちに新たなサイトを立ち上げたマーク。それが「フェイスブック」の初期版「フェイスマッシュ」。

これまた最低で、ハーバード大のコンピューターをハッキングして女子学生の写真を集め、2枚づつ並べてどちらがかわいいか投票させるという、顔の格付けサイト。

数学が得意な親友のエドゥアルド(アンドリュー・ガーフィールド:写真左)のアルゴリズムの知識と合わせ作ったフェイスマッシュには、なんと公開からたった2時間で22,000ものアクセスが集まり、ハーバード大のサーバーはダウンしてしまう。

その後4時間かけて大学側が削除するが、この時間を比較しても、大学側の負けね。マークのプログラミングとハッキングの技術がプロを超えるずば抜けたものだということが、この時点で明らか。

当然マークは大学理事会から処分を受け(半年の保護観察)、大学の女子学生全員の嫌われ者となる。でもそんなの気にしないマーク。いつもどおり淡々としていて焦ったり後悔する気配ゼロ。

ソーシャル・ネットワーク6


そんなマークに、新しいサイトの立ち上げに協力してほしいと依頼するのがキャメロン&タイラー・ウィンクルボス双子兄弟とその友人のディヴィヤ・ナレンドラ。

ハーバード大専用のコミュニティサイト「ハーバード・コネクション」を作りたいという依頼だったのね。

写真左が双子の片方で、右がディヴィヤ。双子は、ボート部で身長195cmでイケメン君。

しかも父親が権力者ということもあり、ちょっと自信ありげ。
だけど自信過剰ないやな奴ではないの。

マークに依頼した仕事を奪われたときも、双子の片方は「ハーバードの紳士として訴えたりしてはいけないんだ」なんて正義を語ったりもする。あとで堪忍袋の緒が切れて訴えるけどね。

マークは簡単に引き受けるけど、実はその案にヒントを得、さらに改良を加えて「フェイスブック」を立ち上げる。2004年初頭に誕生。

最初はハーバード大の中だけだったのを、エリカのいるボストン大やその他の大学にも広げ、あっという間に国外にも広めていく。

天才的技術を持ったマークだけど、フェイスブックのアイディアは双子とその友達のものだったのね。それを盗んだことになる。知的財産権の侵害。

マークをサポートしたのは親友のエドゥアルド。CFOとして融資をする。でも、これも訴えられてわかったことなんだけど、エドゥアルドは双子の話は知らなかったのね。フェイスブックはマークの独自のアイディアだと思ってたわけ。

まじめで純粋な好青年エドゥアルドは、この後マークに裏切られ、持ち株比率を大幅にダウンされCFOを解任される。

それで、親友マークを相手に、6億ドル(だったかな?)の損害賠償をかけて訴えを起こす。

ソーシャル・ネットワーク5


この結果だけ見ると、無慈悲でリーフレットどおりの「裏切者」のマークという印象が否めないけれど、そこには枝葉が付いています。

写真左の男、ショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)がその原因となる人物。

彼は、音楽を無料でダウンロードできる「ナップスター」の創設者。ノース・イースタン大在学中にサイトを立ち上げ、1999年に発表。

彼もまたマーク同様これにより大金を得たが、著作権侵害訴訟が起こり、2001年サービスは停止。

だけど、マークは彼に会い心酔していく。無表情で感情を表さないマークが唯一興奮して目を見開いていたのがショーンに初めて会った日だったのが印象的だった。

人を見下しがちなマークだけど、ショーンにたいしては尊敬の念を抱いていたみたい。

ショーンが「ザ」を取って「フェイスブック」にしたほうがかっこいいと言ったからそうした。最初は「ザ・フェイスブック」だったのね。言うなり。

ショーンはフェイスブックをさらに巨大化させるため、投資家たちにマークを会わせ、さらに信頼を得る。

そんなマークと対照的に、エドゥアルドはショーンを警戒する。法律に引っかかることをしているとか、麻薬に手を出しているとか、「とにかくあいつは危ない気がするんだ」と、マークに進言。もちろんそんな言葉に耳を貸さないマーク。

でものちにこれが手痛い事態を招く。ショーンが遊びふざけていた夜、いっしょにいたまだ未成年の友人たちが麻薬(?種類わかんないけど。白い粉)を使っているところに、警戒していた警察が踏み込み逮捕されるのね。

自信満々でかっこつけのショーンが、初めてうろたえるシーンだった。ざまみろと思ったけど、この時すでにショーンもフェイスブックの株主だったから、翌日のニュースはにぎわっただろうね。その件は映画にしてなかったけど。

うろたえるショーンが、警察の目を盗んでマークに「やばいことになった」と電話をした時、最後にマークが「家に帰りな」と言って携帯を切ったのが忘れられない。

この直前、エドゥアルドを裏切り解任し、彼を立ち去らせたから。

仕組んだのはショーンだったし、マークは「そこまでしなくても・・・」と言ってはみたけど、結局は親友を裏切ることになったのだから。

ショーンの事件発覚直後、エドゥアルドの助言を無視した自分を後悔したでしょうね。フェイスブックの発展を優先させ親友を失った。

映画最後は、弁護士に和解金で手を打てと言われ、ひとり会議室に残りパソコンに向かうマーク。

フェイスブックに登録されたエリカのページを開き、友達申請のボタンをクリックするところで終わる。少しはマークに人間の情のようなものが沸いてきたかなと予感させつつ。

今作で私が好きだったキャラは、エドゥアルド。天才マークにこびることなく卑屈になることなく対等に付き合い、信じて力を貸す姿に感動。裏切られたシーンはかわいそうでかわいそうで。

黒画面のクレジット(エンドロール)で、マークとエドゥアルドの間では金額は非公開だが和解金で決着がついたこと、訴えた双子はオリンピックで6位に入賞したこと、フェイスブック登録者は今年10億人に達しそうなこと、などが流れました。

ニューヨーク誌では「最先端カルチャーをみごとに描き出した傑作」と書かれ、知的エンタテインメントという声もある今作。

つくり話じゃなくリアルな話だというのが、引きつけるポイント。過去にあった昔話じゃなく、現在進行形の物語なんだもの。興味持つ。

最初にも書きましたが、すいすいテンポ良く進む展開も現代流。

今回は、秀才が集まるハーバード大学での実話ということで圧倒された感もありますが、いやー若者の頭の中ってすごいことになってるのね、と恐ろしくも感じたり。あ、もちろん一部の若者の頭の話に限るけど。

この映画をきっかけに、フェイスブックの登録者数は世界でも日本でもうなぎ登りに急増するのでは。

かく言う私もかなり興味津々。個人情報をオープンにすることは抵抗があるので、非公開項目が増えるかもしれないけれど、登録しちゃおっかな。

ソーシャル・ネットワーク

映画ブログランキング



スポンサーサイト

FC2blog テーマ:★おすすめ映画★ - ジャンル:映画

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。