映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:WINGED CREATURES/FRAGMENTS
監督:ローワン・ウッズ
出演:ケイト・ベッキンセイル、ガイ・ピアース、フォレスト・ウィッテカー、ダコタ・ファニング、ジェニファー・ハドソン他
製作:2008年アメリカ
上映時間:100分


ストーリー:

突如起こった無差別乱射事件からすべてが始まった。
事件後、被害者の手術に失敗した研修医、ララビー(ガイ・ピアーズ)は自信を失う。
愛する妻にだけは頼られる存在でいたいと、妻の食事に頭痛を引き起こす薬を混入するようになる。
そのララビーを見かけ、一方的に思いを寄せるシングルマザーのカーラ(ケイト・ベッキンセイル)は息子を病気と偽り彼の元をたびたび訪れる。
アン(ダコタ・ファニング)は親友のジミー(ジョシュ・ハッチャーソン)と食事中事件に巻き込まれ、目の前で父を亡くす。
あの事件により、平和に暮らしていた彼らの運命が少しずつ変化していく…。
事件の深層に隠された真実を巧妙な構成で描いたオムニバス・サスペンス。

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2010年12月3日にレンタル開始のオムニバス映画。(オムニバス・・・いくつかの独立した短編を集めて、全体としてひとつの作品になるよう構成したもの)

DVDジャケットからサスペンスっぽく見えるとおり、サスペンス・・・のくくりでいいのでしょうね。

アメリカののどかで平凡な町の平凡な晴れた日。とある平凡なカフェに一人の中年男が入って来て、突然拳銃を乱射し始めた。誰彼かまわず撃ち殺す。その後、自分を撃って自殺。

その男についてはその後一切人物像も何も描かれない。なぜ彼がそのようなことをしたのか、ではなく、フォーカスされるのは、その場に居合わせてしまった人々のその後の生活と人生。

その場に居合わせた人々として、有名俳優女優が登場する。

犯人が店に入ろうとした時、もちろんそうとは知らずにドアを開けて「どうぞ」と通したララビー(ガイ・ピアーズ)は外科研修医。犯人と知らずにカフェを出て病院へ向かったので、事件には遭遇せず。

事件直後運ばれてきた被害者の手術に失敗し、彼の人生は変わり始める。自信を失い自分を責める。愛する妻には嫌われたくなくて、彼女の食事に体調不良を起こす薬を混ぜるという不可解な行動に出る。

最後、嘔吐し倒れた妻にかけ寄り、激しく後悔するララビー。妻は死ななかったので新たな悲劇を生まなくて良かった。

ブレイキング・ポイント1


とっさに隠れて助かったウェイトレス役に、ケイト・ベッキンセイル。彼女(カーラ)は、乱射の音を聞きながらも震える手で携帯電話を手にとり警察に通報しようとする。だが電池切れで電話できず、その後自分を責める。

不思議なことに、カーラが事件にあったその日から、ひとり息子の赤ちゃんが泣きやまなくなる。夜も泣きっぱなしだし、事件のことが頭から離れないしで、カーラは情緒不安定になる。

ブレイキング・ポイント3


ガンを患い、ギャンブルで借金を抱える男(フォレスト・ウィッテカー)は、自分の背後で銃乱射が始まり、とっさに動けず固まったまま。ひととき乱射が止んだ瞬間に、勇敢にも犯人に立ち向かおうと走り寄るが、肩あたりを撃たれくず折れる。だがたいした傷ではなく、ふらふらとカジノへ。

その日はカフェに寄った時からなぜか運が良かった。案の定、カジノでも数時間で1,000万円ほどの大勝ち。ホテルはスウィートに泊まり気が大きくなった男だが、やはりそんな運は続かない。翌日全部のお金をカジノでなくし、闇金融に
借りた250万円もあっという間に失う。

上写真は、闇金融者に手の骨を砕かれたのち、娘(ジェニファー・ハドソン)に電話し迎えに来てもらったシーン。ジェニファー・ハドソンと言えば、「ドリームガールズ」「SATC2」で見た顔。

ブレイキング・ポイント2


アン(ダコタ・ファニング)は、父親と親友の少年ジミー(ジョシュ・ハッチャーソン)と3人で楽しく食事をしている最中事件に巻きこまれる。アンとジミーはとっさにテーブルの下に身を潜めたが、動けず固まったままの父親は射殺されてしまう。

最後まで父は勇敢だったと語るアンは、その日から無感情になり、ひたすら神への信仰を厚くする。涙も見せず「さあ神様へ祈るのよ」という娘を、事件のショックでこうなってしまったと思い込む母親。

アンに関して一番不思議だった。パパっ子だったアンがなぜ無表情でずっといるようになってしまったのか。

その疑問は、映画最後に明らかになる。本当はアンの父親は死に際勇敢じゃなかったのだ。犯人に「助けてくれ」と泣きながら命乞いし、テーブルの下にもぐりこんだアンとジミーの目の前でズボンを濡らし失禁したのだ。

アンにとってそのことはショックだった。優しく強い父親は、死ぬ間際でもそうであったほしかった。だから、父は勇敢に死んだと周りにうそをつくことで、なんとか自分を保っていたのだろう。

犯人も死んだ後、アンは父親の足の間にコーラを投げかけ、ジミーに「このことは絶対誰にも言わないこと」と約束させる。そのことが、ジミーにとってもその後つらい日常となる。ウソをつきたくないピュアな性格だったのだろう。アンのウソに付き合わされたかわいそうな少年。

でも最後の最後に、もうウソをつくなと懇願するジミーの言葉に、母親に真実を告げ号泣するアン。今まで耐えてきた涙が一気に噴き出したかのようだった。


それぞれが事件をきっかけに不安定な人生へ足をつっこむ。だけど、最後にはそれぞれの方法で立ち直る道を見つける。

自分が同じ立場(生き残った立場)ならどうなるだろう・・・と思いをめぐらせてはみるものの、想像するのが難しい。目撃者か被害者遺族かによっても、当然だいぶ感情は違うだろう。

自分の中に大きな闇を落とすことは間違いないはず。

ちなみに、犯人はほっとんどはっきり顔は写らなかったので、どちらさまか不明。

ブレイキング・ポイント

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