映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:BLOOD DIAMOND
監督:エドワード・ズウィック
出演:レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・コネリー、ジャイモン・フンスー他
製作:2006年アメリカ
上映時間:143分
配給:ワーナー・ブラザーズ
公式サイト

助演男優賞:ジャイモン・フンスー


ストーリー:

1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた社会派アクション映画。
“ブラッド・ダイヤモンド”というダイヤモンドの不正な取引をめぐって起きる不毛な争いをサスペンスフルに描く。
元傭兵の密売人にレオナルド・ディカプリオ、やり手の女記者にジェニファー・コネリー、家族を愛する漁師役には実際にアフリカ出身のジャイモン・フンスーが扮し、緊迫感あふれる迫真の演技でみせる。

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ブラッド・ダイヤモンド・・・血塗られたダイヤとでも訳せばぴったりだろう。

現在日本では、地震と津波による大震災で1万人以上の人が命を落とし、行方不明者もまだまだいる。とても悲惨で困難な状況だ。

だけど、この映画で描かれるアフリカの現状も悲惨極まりない。
日本で生まれ育った私たちには想像もできないほど悲惨だ。

ダイヤモンドをめぐる大人たちの争いに、幼い子供たちが容赦なく巻き込まれる。

どちらがまだましだなんて言えないけれど、人を殺すことを教わる子供がいる世界なんて、あっていいはずがない。

「ブラッドダイヤモンド」は、2006年に作られ2007年に公開された作品。
つまり、ほんの5年ほど前の出来事だと思うと信じがたい。というか、信じたくない。

銃を持たされ、歯向かう者は躊躇せず撃ち殺せと教わる黒人少年たち。
暴力を奮われ、言うことを聞くしかない状況に陥れられる。

ぶるぶる震える少年に目隠しをし、銃を持たせ、試しに撃ってみろとにやにや笑いながら命令する反政府勢力RUFの黒人。撃ち放ち目隠しをはずすと、そこには血まみれになり息絶えた黒人男性の姿が。

RUF(革命統一戦線 Revolutionary United Front)の非人道的行為が、21世紀になったのちも行われていたなんて。RUFがダイヤを死守するのは、それが武器調達の資金源となるから。

もうなんと言っていいのか、息が詰まる思いでだけどなんとか見終えた。

movie_195.jpg


物語は、3人の人間が主軸となって進む。

ソロモン(ジャイモン・フンスー)は、家族を逃がすことはできたが、自らはRUFに強制労働を強いられる。だがその最中、巨大なピンクダイヤモンドを見つけ隠し持つ。

元兵士のダイヤ密売人ダニー(レオナルド・ディカプリオ)は、ふと耳にしたピンクダイヤを手に入れるため、ソロモンに近づく。ダイヤと引き換えにソロモンを家族に会わせることを約束し、2人の旅が始まる。

最初は下心あってのことだったが、ダニーはだんだんソロモンに感情移入していく。アフリカ、シエラレオネの悲惨な現状とソロモンの悲しみに心が傷つく。

ブラッド・ダイヤモンド


マディー(ジェニファー・コネリー)は、ジャーナリストでRUFの資金源となっているブラッド・ダイヤモンドの真相を追っているとき、2人に出会う。

ジェニファーはあまり出てこない。彼女じゃなくてもこの役がはまる女優さんは多いと思う。
社会の闇を暴くジャーナリストは、映画にも現実にも必要。

ブラッド・ダイヤモンド


家族から引き離されRUFに少年兵とされ、さらに麻薬漬けにされていたソロモンの長男。彼の目は死に、ソロモンに向かって銃を向ける。そこには一瞬感情が消えてしまったかのように見えたが、父親に抱きとめられ我に返る。

ダニーは最後負傷し、ソロモン父子を逃がして自分は死ぬ。
敵がせまる中、マディーに電話し「悔いのない人生だ」と言い残して。
ソロモン親子を助けられたことが最期に自分の誇りとなって出た言葉だろう。

ディカプリオは、いつものちょっと大げさな感じがなくて、だけど演技に徹していてよかったと思う。「タイタニック」じゃないけれど、最後に死ぬ役がなんか似会う。

映画最後のテロップより。

2003年、40ヶ国がダイヤの流通を止める制度を導入。
しかし、紛争ダイヤはいまだに流通し、止めるには買う者の自覚が必要だ。
シエラレオネの内戦は終結。
しかしアフリカには今も20万人の少年兵がいる。

・・・20万人もいる。

どんな思いで彼らは生きているのか。
夢や希望を持てるのか。心から笑えるのか。

彼らがどんな大人になるのかと思うと、心が傷つく。

なぜ国は子供たちを守らないのか。守れないのか。見殺しにしているのか。
2011年現在、その数は減っているのか。消滅したのか。

次から次へと疑問がわいてくる。
知って何ができるかなんてわからないけれど、これから自分で調べたいと思う。


ブラッド・ダイヤモンド

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【2011/05/12 17:58】 | 「は」行
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