映画が大好きなOLが、映画館で観たりDVDで観たりした映画を好き勝手にひとりごと。ネタばれありです。
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原題:The China Syndrome
監督:ジェームズ・ブリッジス
出演:ジェーン・フォンダ、ジャック・レモン、マイケル・ダグラス、スコット・ブラディ、ジェームズ・ハンプトン他
製作:1979年アメリカ
上映時間:122分
配給:コロンビア映画


ストーリー:

原発を取材中のTVキャスターとそのクルーは偶然、事故の現場に立ち会うが、上からの圧力によってそのニュースはNGとなる。
そして調査の後、運転を再開した発電所ではひとりの技師が原発の欠陥を発見していた。
その事を知ったTVキャスターは彼の協力を得て、この事件を世間に公表しようとするのだが‥‥。

  
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1979年3月に公開されたこの映画。テーマは原発事故の隠ぺい。なぜ当時話題を呼んだかというと、映画公開12日後にペンシルベニア州で原発事故が起きたから。あまりのタイムリーさに映画は大ヒットを記録したそう。

福島第一原発の事故を体験してしまった今の私達日本人も、思わず注目してしまう作品。あの事故があったからこそ、私もこの映画を観てみようという気持ちになったのでした。それに、偶然だけど今日は3月11日の大震災からちょうど半年‥‥。

タイトルの「チャイナ・シンドローム」とは、もしアメリカの原子力発電所がメルトダウンを起こしたとしたら、地球を突き抜けて中国まで熔けていってしまうほどの惨事を起こすかもしれない、ということからできた言葉。恐ろしい。

アメリカ地方テレビ局のリポーター役キンバリーは、ジェーン・フォンダ
いっしょに働くフリーのカメラマンリチャードは、マイケル・ダグラス
原子力発電所内の計器担当責任者ジャックは、ジャック・レモン
この大物3人がメインで物語は進む。
みんな若い!

テレビ局の取材が入った日に、たまたま発電所がトラブルを起こしたからこそ、明るみに出た話。もしそんな取材などなければ、内部でもみ消されていたに違いない話。そう思うと震える。そんなもみ消しが、実は現在でもあるのではないかと疑ってしまう。

時代が時代なんだろうけれど、原子炉の管理がずさんなのに「まあ大丈夫でしょう」といい加減な態度を貫く楽観的な人間たちに腹が立った。
必死に検査すべきと訴えるジャックに、莫大な金がかかるから無理だと平気でどなる上司。
あまりの無責任さ、利己主義さに腹が立つ。

内部の人間はみないい加減で当てにならないと絶望したジャックが、マスコミの人間と手を組もうとしたのはプロのプライドから来たもの。
最初は二の足を踏んでいたキンバリーも、一人突き進もうとするリチャードと結局は真実を明かそうと躍起になる。

計器操作室に立てこもったジャックは、キンバリーとともに真実を生中継で訴えることになんとか成功。最終的には、乗り込んできた警察(FBI?)に射殺されてしまうが、彼の友人であり同僚であった男が名誉を守った。
「あの男(ジャック)は精神的におかしくなっていて変なことを言っただけ。原発内では何も起きていない」と中継カメラに主張する上司に対して、「あんなまともな男は今までいなかった。」と刃向かう形でジャックを守ったのだ。
男の友情。ちょっとホロリ。

福島第一原発で事故が起きた後、東京電力や政府が私達国民に明らかにしてきたこと、隠してきたこと、今でももしかして隠されているかもしれないこと、それは一体何なのか、考えたくなる作品。
考えるととめどなく不安な方向へ行くのだけれど。


チャイナ・シンドローム

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【2011/09/11 00:03】 | 「た」行
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